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切りかけのオベリスク

オベリスクとは、ファラオだけが許された建造物であり、1つの岩から切り出されて造られた。
その原料となったのは花崗岩で、ほとんどがアスワン産のものであった。
アスワン郊外にある古代の石切り場では、現在でも切りかけのオベリスクが当時のまま残されている。
その長さは約42m、重量は1168tと推定され、もし完成していれば現存する中で最大の大きさを誇るオベリスクとなっていた。
このオベリスクは残念ながら切り出し途中にひびが入り、ひびを避けるように小さなオベリスクを切り出すよう変更したが、それでもまたひびが入って、最終的にはそのまま放置されることとなった。

オベリスクの上側から撮影。
この角度から見たら短く見えるがちかくで見るとかなりでかい。

オベリスクの下側から撮影。
オベリスクの周囲がきれいに切り抜かれているのが良く分かる。
オベリスクの最上部。
まだ、形や表面は洗練されておらず、荒削り状態だ。
上部を拡大して見ると、真ん中にひびのようなものが見える。これは、別の箇所にひびが出来たので、それを避けるように小さめのオベリスクに変更した時に彫られた跡だと思われる。


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